北流クッキング

 恒常的に酩酊中。蝿取り壷に嵌る感覚。


 久々に砂肝を食らう。塩胡椒で炒めるだけだけど、めっぽう旨い。ポイントは、新鮮な素材、大きめにカット、強火で短時間。


 あまり料理は得意でない(イメージ通りに作れたためしがない)ものの、下手の横好きで、作って楽しんでる。基本は肉料理。数少ないうまくいったレシピを、酔った勢いでここに披露。


1、煮豚の醤油漬け
 豚バラブロックを20分ほど茹でた後、醤油で半日漬け込む。味に深みが欲しければ、生姜、大蒜、蜂蜜などを漬け込むときに加えても可。豚の角煮は作っててどうもブレがあるので。


2、鳥ハム
 塩胡椒で24時間漬けた鳥ムネ肉を、70度程度の湯で1時間煮込む。温度が高いとパサパサになるし、塩の加減で鳥ベーコンにもバンバンジーの出来損ないにもなる。ポイントは中高温加熱。温泉卵か炊飯器の保温のイメージ(よりちょい低温が良)。


3、鯖ポン酢
 鯖の水煮缶を味ぽんでいただく。鯖味噌缶に飽きたときに食べると新鮮。鯖水煮缶は缶詰なのに、部位や脂の乗りなどによって差異が大きいので、一個食べて納得するのは早計。たまたま詰められてたのが、尻尾付近で脂が乗ってないときは、ちょっとごま油を加えてみたりなど。


4、キャベツ炒め
 キャベツをざく切りにしてラードで炒める。ラードがないときは豚肉を少量投入。最後に塩胡椒で味付け。これだとただの野菜炒めになるので、加熱時に弱火で蓋をして蒸してみる。キャベツの甘みが出て、小麦粉抜きのお好み焼き風味で美味。


5、鳥皮スナック
 鳥皮(鳥ムネ肉に付いてるのを剥がしてる)を弱火でじっくり加熱。勝手に脂を出し、勝手に揚がってくれる。最後に塩胡椒で味付け。残った脂でチャーハンなども作れる。


 どうも料理以前のものが混じってる気がする。


 現在はうどんもどきに挑戦中。うどん粉に塩と水を加えてこねて、茹でたのを卵と醤油で絡めて食べる。細長くないと、おそろしく貧相になることを発見。