エンドレス・サッドネス

メモとして自分の音楽遍歴


14歳.van halen  「バランス」というアルバムをニルヴァナの「ネヴァーマインド」と勘違いして買ったのがきっかけ。音楽耳年増の友人が、洋楽初心者の私にまず買うべきアルバムとして「裸の赤ん坊がドル札に向かって泳いでる」ジャケのだと説明されたのを、「裸の子供がシーソーに乗ってる」アルバムを、多分これだべさ、と買ってしまった自分を責めるよりは、むしろ褒めてあげたい。これでオルタナエリートに陥ることなくバランスの取れた音楽生活を歩むことができたのでした。正直、最初聴いたときはえらく重くてしんどかった印象だけで。本格的に夢中になったのはその10年前の「5150」を聴いたときからですが、でも、多分ビーチ・ボーイズに匹敵するメロディメイカーだと思うのです、エディ・ヴァン・ヘイレンって。


17歳.smashing pumpkins  2枚組なのに日本盤が3000円というプライスに誘われて「メロンコリー」を買ったものの、最初はピンと来ないで、しかし知らず知らずのうちにじわじわと責めてくる名盤。さらにその後に出したシングルが揃いも揃ってとんでもない作品で「トゥナイト・トゥナイト」「ゼロ」「33」、それに輸入版で買った「バレット・ウィズ・バタフライ・ウィングス」「1979」と、そのどれもが、それぞれにアルバム未収録曲が4〜6曲入ってるという、なおかつ「ゼロ」収録のパステチオメドレーは50曲以上の未発表曲の断片がコラージュされた20分を超えるとんでもないぶっとび曲で、ああ天才がここにいたのかとたまげました。

3.joy division
4.beach boys
5.aphex twin
6.R.E.M.
7.squarepusher
8.elliott smith
9.yo la tengo

 中学3年から現在にかけての10年余りについて。今はスマパンを聴きつつ。やっぱ凄いや、かっこいい。サイアミーズ〜メロン期が格別。
 以前も書いたけど、魚河岸声の自意識過剰ボーカルに馬鹿テクドラム、美人ベース、日本人ギターという組み合わせからしてキャラ立ちしすぎ。勝手な気分としてはカヒミ・カリィmeetsDMC
 マシーナ以降、ボーカルのダミ声にイノセンスがなくなったという世間の評価にも同意。「イノセントな魚河岸声」というのもあまりにあんまりだけど。