there she goes

 Yo La Tengoのライブまであと四日。


 今、一番好きな現在の「バンド」を挙げろ、と言われたら迷わず「ヨ・ラ・テンゴ」と答えると思う。ただ、彼らがどんなバンドかと説明するのは難しい。ひとまずyoutubeでいくつか


http://www.youtube.com/watch?v=aWr6Ep8N3OU
 ヨ・ラ・テンゴとのファースト・ミッションがこれでした。2000年のフジロックより。ユーモラスでファニーなのにどうしてこうも切ないのか。


http://www.youtube.com/watch?v=mLSms1-Xneg
 そこから3年後のフジロック


http://www.youtube.com/watch?v=Z7nNVZv7IX8
 上と同じ曲だけど、まったく雰囲気は違う。ただ、どのようなフォーマットでも音楽の根底に流れてる感情の核は同じなので、スタイルが変化しても、浮き足立ってるとか、日和見的な印象を全く感じない。


http://www.youtube.com/watch?v=PuIVOrE3F_U
 これも名曲。ギター・フィードバックが、ひとりよがりな「実験的ディストーション」にも、聴き手を組み伏せようとする「ホワイト・ノイズ」にもならず、純粋にメロディアスなサウンドを奏でているのが肝です。


http://www.youtube.com/watch?v=d_LkAAzCQrQ
 そんな掴みどころのないヨ・ラ・テンゴというバンドを、当のメンバー自身が、どう捉えていたかを端的に示した名ビデオクリップ。映像も面白いけど歌詞も素晴らしい。「僕に求めていることなら/なんだってやってみせるよ/角砂糖から一滴の血を絞り出すみたいに」最高すぎる。


 メンバーがストライプ地の服の着用率が高いことにビデオを見てて気付きました。
 好きになるミュージシャンに共通しているのが、非常に唯我独尊なファッションセンスの持ち主という点。エリオット・スミス然り、マイルス・デイヴィス然り。