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 日々の脳内シナプス結合の変化を身をもって知る。の(優柔不断な)音楽雑記。ついでに小池桂一は天才だ。


 iTunes生活以降、数年ぶりに聴き返す曲がたびたび出てくるんですが、味覚の変化と同じように、自分の聴覚(というと変だけど音楽に対する感度)もずいぶん変わってしまったなあ、と実感することしきり。音楽の脳内解像度が上がったともいえるけど、それが成長だ、と単純に肯定はできなくて、身も心も完全に音楽に没頭してたあの頃が懐かしかったり。昔好きだった曲は今でももちろん良い曲なのに、当時の心揺すぶられる感覚からは離れてしまってるような。うまく言えない。もどかしい。
 まだ冷静に聴かせてくれない曲ももちろんあるわけですが。


以下はメモ
五線譜上の点々が食材とするなら
メロディーは甘み、酸味
不協和音、ノイズは苦味、えぐみ
リズム、テンポは温度
グルーヴは歯ごたえ(ドラム)、舌触り(ベース)、喉ごし(ビール)
音響は色彩
コードはダシ
演奏は調理
インプロビゼーション料理の鉄人
みんなのうたはキューピー3分クッキング


……書いてるうちに嫌気が差した、そんな月並みな喩えから、何かしらの寓意(C→G→Am→Em→F→C→F→Gは味の素、とか)が引き出されたりされなかったり。